メーク女子にはヒミツが一杯…?資生堂のCMから考える「個性」や「自分らしさ」
- 2015/10/20
- しる

資生堂のCMが話題になっていますけど…
もう見ましたか?最後まで見た方にはこの動画のヒミツが分かるようになっていますよね。途中で気付いた方も多いかと思いますが、流し見くらいだと中々気づかないと思います。この場であまり色々書いてしまうとアレなので、見た方は記事の下の方を読んでいってみてください。
メイキング映像も公開中
一流の仕事は凄いですね。最近はテクノロジーの発達が著しいですが、卓越した人間のワザはまだまだ機械には再現できません。「ただしイケメンにかぎる」ということもあるでしょうが、男性を女性に変えてしまう程のメイクのチカラに、男性の私ですら目が釘付けでした。
監督の「大橋 仁」さんを知っていますか?
大橋 仁(おおはし じん、1972年 – )は、日本の写真家である。
神奈川県相模原市出身。20歳の時にキヤノン写真新世紀公募展にて優秀賞を受賞、荒木経惟に絶賛されてから現在まで、レミオロメン、ゆず、平井堅、など数々のアーティストのCDのジャケット撮影や、福山雅治、吉井ロビンソン、斉藤和義、SOPHIAのプロモーションビデオのディレクションなど、多数手がける。その他、CM、雑誌、広告、映画監督など、その活動は幅広い。
引用:wikipedia- 大橋 仁
写真家としてさまざまなメディアを舞台に活動中の「大橋 仁(おおはし じん)」さん。その活動は大衆向けの商用作品だけでなく、被写体に肉薄した生々しい写真による表現にまで多岐に渡っています。
ありのままの人間を撮影する作風の彼が、資生堂のCMで描いたものは「化粧のチカラ」でしょうか。見た人によって受け取ったものは違うかと思いますが、人を変化させる大きなチカラが化粧品にはあるということが伝わってくるかと思います。まぁスタイリストさんの技術が高いというのもあるかとは思いますが、使いようによっては性別すらも超越させるチカラがあるということですね。
公式HP→ http://www.ohashijin.com/
あのレディ・ガガもCMに起用中
今回のCMで、レディー・ガガは自らの曲「Cheek To Cheek(チーク・トゥ・チーク)」に合わせて日本人女性をリードして踊りながら、彼女らが自由に、そして自分自身に自信が持てるよう勇気付けていく。やがてそれぞれの違う女性が、自分らしく輝き始めていく。
テーマは「あなたらしい美を応援する」とのこと。ガガのファッションを奇抜だと揶揄する声もありますが、「自分らしさ」を恐れずに表現する彼女の姿勢に勇気づけられる人の方がきっと多いのではないでしょうか。人の個性は十人十色、「自分らしく生きている」という実感が人生に充実感をもたらせるような、そのためのツールとして化粧が大切であるように思えます。
人と違いながら、人と共に生きていく。そんな当たり前を追求できる世の中であって欲しいものですね。
文責:竹中辰也
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